洗濯洗剤が赤ちゃんの肌荒れの原因に?赤ちゃん用洗濯洗剤を選ぶときの4つのポイントとは!
赤ちゃんのお肌のブツブツ、洗濯洗剤が原因かも!?
赤ちゃんのお肌はトラブルを起こしやすい!
お肌には本来、外からの様々な刺激などから守る「バリア機能」が備わっています。
バリア機能にはお肌の角質層に存在している細胞間脂質や天然保湿因子といった保湿成分と皮脂膜が大きく関係しているんですね。
そのバリア機能は、生まれたての赤ちゃんは大人に比べ未熟な為、外からの刺激などの影響を受けやすく、肌トラブルを起こしやすくなっています。
そのため、刺激の原因となるものを減らし赤ちゃんのお肌への負担を減らすことが大切です。
洗濯洗剤が衣類やタオル等に残って、肌トラブルの原因に?
洗濯洗剤は分類的には化粧品ではなく雑貨となり、雑貨としての洗濯洗剤に使われている洗浄成分は、驚くことに化粧品ほど人のお肌のことを考えて選ばれていない場合が多く、使用する洗剤の量やすすぎの回数によっては洗剤を落としけれずに衣類に残留している場合があります。
洗濯後に衣類やタオルに洗剤の成分が残っていると、お肌への刺激や肌トラブルの元となることになります。
また、洗浄成分だけに限らず市販の洗剤によく使用されている蛍光剤や漂白剤といった衣類をキレイに洗い上げる為に使われている成分も衣類の残留によって赤ちゃんのデリケートは肌には刺激となります。
これらの成分の残留によって、赤ちゃんの未熟なバリア機能は影響を受けやすくなってしまうんですね。
赤ちゃんの衣類やタオルを洗う洗濯洗剤を選ぶ基準は?
生分解性を考慮した天然由来成分100%が好ましいですね。その生分解性とは、微生物による成分の分解されやすさを表したものです。生分解性がないと洗剤の成分がそのまま排水され、環境汚染につながったり、洗濯槽の汚れとなったり、衣類に残ってお肌への刺激につながることになります。
生分解性に優れた洗浄成分として、トウモロコシ由来やヤシ油由来などが挙げられます。
赤ちゃん用洗濯洗剤を選ぶときの4つのポイント!
赤ちゃんのお肌への負担を考慮したときに、生分解性に優れた天然由来成分を使用したものはもちろんですが、それと同時に選ぶポイントとして、蛍光剤や漂白剤といった成分が使われているものは避けましょう。
赤ちゃん用洗濯洗剤を選ぶときの4つのポイント(無添加)として
- 蛍光剤
- 漂白剤
- 着色料
- 合成香料
これらを避けることで、赤ちゃんのお肌への刺激を抑えトラブルの元を避けることができます。
肌荒れが起きた状態で、今までの洗濯洗剤を使い続けることは、皮膚科でお薬をもらっても解決にはならず、結果として段々と強い薬を処方される可能性もあります。お薬が悪いわけではありませんが、赤ちゃんに安心して使えるものを選びたいですね。